育たなくなった子供が大人だ、というわけではないように(補足)

水をつけた米を握ると固まる。その時にできる形が好きだ。砂の場合も同様。水の力である。・言語が持つロジックの違いについて 「机の上にリンゴがある。」という文章は通常「There is an apple on the desk.」というように英訳される。例えばこれを比較する…

腸にはたくさんともだちが詰まっている/言葉のぱらつき 天津飯のとろつき

スーファミを盗んできた。すうふぁみ。すわないふぁみ。はくふぁみ。ぬぐふぁみ。きるふぁみ。 枡野浩一は身長が183センチもあるということを知り、なぜかショックを受ける。そういえば枡野氏はBIKKEの小説を褒めていた。彼は短歌活動において日本語ラッ…

とりあえず

「殴るぞ」を全巻揃えられるくらいには身も心も裕福になりたいものである。

訪れる時間、最もクリティカルでラディカルな。よろめきは時としてゆらめきの美となりて。

人と話すのは良い。それを経て、車道の中央を突き抜ける破線を縫うように走るとき、最もクリティカルな時間が訪れる。朝方になって、経済学部に転部する理由について質問された。ものすごく純粋で僕にとって良い、してもらいたい、してもらうべき質問だった…

それはちょっと

おとといは12時過ぎに起きて、芋を食べながら本を読んで、4時半から始まる資本論の授業に出る。初期マルだとか唯物史観だとか中期マルクスだとかごちゃごちゃ言って考えて、授業が終わってみて、生活や勉強がなんというアナクロニズムに陥ってるんだと考…

KILL REEBOK KILL

最近「民芸」としての観点から靴を眺めています。工業化されたシステムの中でつくられてはいるんですが。靴のデザインいいです。特にREEBOKかっこいいです。ホームページもかっこいいです。 そういえば、曽我部恵一BAND新譜出しますね。アルバムも楽しみにし…

寒さはいっそバチカンを越えて/秋、ドライブの思い出5セント

車で紀伊半島をぐるっと回ってきました。ミカン色のパーカーを来て、ミカンを食べたりしました。祖母の家にあるミカンの木のミカンの味と比べたら幾分劣る味で、横浜のミカンのおいしさを再確認しました。あんまりミカンミカン言っていると、三上寛を思い出…

ミラン・クンデラ/存在の耐えられない軽さ

二週間前に半分くらい読んで放置しておいた小説。ミランクンデラというのはフランスへ亡命したチェコ人作家。この小説では、ソ連の占領下における四人のチェコ人がクローズアップされて語られる。冒頭はニーチェの解説から始まる。その後、物語の中で永劫回…

すぐ消えそうな動画に関して、ささっと書いた。そりゃ、光をあてられたゴキブリみたいにね

小沢健二研究家としては涙が出る思いです。良い動画がいっぱいあがっています。 まずは徹子の部屋より。髪もぼさぼさでかなり憔悴しきっている。黒柳徹子を前にして、珍しくテレビで本音に近いところを語る小沢健二、そこからまた離れる小沢健二。渋谷毅、川…

スウェーデンの木の実ももがれる

まずは日曜日に行ってきた渚音楽祭の話題から。負傷して行けなかった先輩の代わりにたてた代役の踊りが、うつむいて直立不動のまま指だけを高速でモジャモジャ動かすというもので、めちゃくちゃ気持ち悪くて、というより怖くて、完全にクスリきまってる人の…

ここはいっちょ勝ちにいくつもり

「歩いても、歩いても」という映画を見る。公開直後、宮台真司がダ・ヴィンチの連載でやたら褒めていたことで覚えていた。今はもうその連載も無くなっているが。 ある家族が実家に帰省する一泊二日を描いた物語だが、状況が僕の母方の祖父の家と似すぎていて…

「ここで股という選択肢を持っていることがすばらしいですよね」と解説の人が言っていたが、「股という選択肢」ってすごい言葉。

昨日、川沿いの駅近くのパン屋の上にある喫茶店に男二人して入ったら、おしゃべり禁止の部屋とおしゃべり専用読書禁止の部屋があって、どちらにはいってもチャージを取られるという仕組みが。550円のコーヒーはおいしかったし、レジのところのおね「い」…

知り合いからインドで買ったというお香が送られてきた。どっかの雑貨屋で見たことあるやつだったけど、ありがたく炊いてみる。一気に部屋中が妙な空気になる。鈴虫がうるさい。渚音楽祭に行くことになった。

メモ

博士の異常な鼎談って番組がおもしろい。MXテレビとTVKでしかやってないみたいだけど。

本もって街に出りゃいいじゃん

なにせすぐ忘れるもんだから思いついたメロディをリズムボックスに録音しはじめるが、ついつい目をつむりながらレゾナンスやカットオフのツマミをいじくりまわし、昼飯を食べるのも忘れる。そんなことでは意味が無い。リズムボックスはリズムボックスとして…

Route Takahara Root

街に出て家に戻るときはだいたい高原通りというしがない通りを根元から根元までぶっ飛ばす。本日も古本屋帰りに漕いでいたら、携帯に珍しく電話が入り、何事かと取ると着信拒否しておいたはずの中華屋から図らずも採用のお電話。丁重にお断りする。あいかわ…

同じ秋の味覚でも、梨のみずみずしさは夏よりの秋、サツマイモのあたたかな甘みは冬よりの秋を感じさせるよね、って言ったね。

女性の先輩が書いた小説にゲイが登場していた。ゲイに関する小説ではない。しかし、そしてだからこそ、ゲイであるという事が既に一つのステータスになっているのかもしれない、という感を抱いた。それは妄想が生み出した、文学が生み出した、瓢箪から駒風の…

 iLLの新譜買っちゃおうかな/チップとデール的な彼ら

ちょっとまた変わった感じで、いい曲多いです。 all you need is love のカバーがとてもかっきょい。 kissのシングルは加護ちゃんのキスマーク付き。加護ちゃんと辻ちゃんはどっちがどっちだか未だに知らない。子供を産んだ方と産まない方、というのは知って…

カービーのピンボールで夜を明かせるような心持ちだった時

家にコーヒーとツナしかないので、外食しまくる。喫茶店にモーニングを食べに行ったりする。 今からフェリーで九州に行くが、今度はまた船酔いが怖い。船の中で本とか読んでゲロ吐かないかな。 先輩に借りていたスワロウテイルのビデオがあったので見る。面…

着いたー。

きもちわるいあたまいたいはらへったあしこしこったつかれたねんむい

コンビニも自販機もない東京駅前

こういう時に限ってイヤホンが壊れる。朝まで水分なしの刑らしい。冷房が直にあたって強さも向きも調整できない。耳たぶがすごい冷えてる。バスの中にはディズニーランド帰りのカップルがざっと15組。午前中寝過ぎてて寝れない。

見つかったバス見つかった古の都に戻るバス見つかった

でも隣りがめちゃガラ悪いやつだった。こういうことをツイッターでするのか。

GRIP

ハンドルの握り方、鉛筆の握り方、スコップの握り方、ナイフや拳銃の握り方、弱みの握り方、スプーンの握り方、手の握り方。 青山真治のユリイカを出かける直前に観た。三時間半超。最後になってずっとセピア色だった意味がわかった。カラーだったら胃もたれ…

追いかける文字追いかける思い出を老いかけるときは追いかけている

本日深夜京都に戻ります。正月に少しと、2月か3月にまたこのモンスターシティ東京を訪れます。 八月後半に関する雑記 数日前、変な古靴屋で鼻をくっつけて嗅ぐとほんのりションべン臭いイタリア製の革靴を3000円くらいで買う。はき心地はとてもよい。どうな…

いい人だった。

眠れん。深夜バスはアイデンティティを闇に溶かす。闇に溶けた僕らは誰が誰だかここがどこだか夢が夢だか分からなくなる。その感じは嫌いではない。隣りの人はいい人だった。頭の形もいい人だった。

酔った。

これがいわゆる車酔いというやつか。頭痛くてうっすら気持ち悪い。冷房のボディブローが早くも利いてくる。ちなみに一回目の休憩でウーロン茶が手に入った。前の席の女の子の寝顔がとてもかわいい。見応えがある。

オザケンもニートもぼくも兵隊もヒトの姿じゃ五十歩百歩/プーさえも

部屋に吹き込む風が強くて涼しくて起きた。秋を運んでくる風。季節の終わりを告げる風。そういう日はせつない。選挙が時代の終わりを告げるような力、力強さを持っていたことはあるだろうか。あると答えるかないと答えるかは知識量や勉強量というよりもむし…

 構造と力/浅田彰 序に代えて

受験時代、高校の自習室の帰りに衝動買いして、そのまま帰りの電車で斜め読みして放っておいた本である。今回実家に持ってきていた。浅田彰齢24歳にしての処女作である。以下はきわめてマゾヒスティックな実験である。 そもそも読書記録をつけるため、そして…

実験

>>あ はてな記法がうまくいかない。 引用ボックスってどうやって出すんだろう。 あ〜! できた

夏休みなんてもう終わってもいいのにとか言ってみたのは今日が初めてかも

昨日の夜、夕飯を食べた後、急に思い立って渋谷のツタヤに出向く。悩んだ末、映画を6本借りて終電ギリギリで帰ってくる。京都は品揃えが少ないので、京都になかったもの、なさそうなものを選ぶ。 ユリイカ、helpless、夏時間の大人たち、Fried Dragon Fish…