読書記録

ミラン・クンデラ/存在の耐えられない軽さ

二週間前に半分くらい読んで放置しておいた小説。ミランクンデラというのはフランスへ亡命したチェコ人作家。この小説では、ソ連の占領下における四人のチェコ人がクローズアップされて語られる。冒頭はニーチェの解説から始まる。その後、物語の中で永劫回…

 構造と力/浅田彰 序に代えて

受験時代、高校の自習室の帰りに衝動買いして、そのまま帰りの電車で斜め読みして放っておいた本である。今回実家に持ってきていた。浅田彰齢24歳にしての処女作である。以下はきわめてマゾヒスティックな実験である。 そもそも読書記録をつけるため、そして…