まじーんだよぼけ。

祖母が「知り合いがコストコで買いすぎたからってくれたんだけどまずいのよ、だからあなた食べなさい」と言って正月に持たせてくれたのがあのSPAM。洋物の肉の缶詰である。まずさを公言されてるもんで、なかなか手を出せずに今日までずるずるとしていたが、3缶もあるのでそろそろ1缶片付けねばなるまいと思っていたところ、曽我部恵一のブログにSPAM風の缶が出ていたので、(沖縄料理には欠かせない食材らしい)意を決して本日食べる事に。とりあえず切って焼いて食べる事にしたが、ミチッとした感じの肉のかたまりは缶から出てこないし、切りにくいし、ようやく薄切りにしてフライパンに乗っけたところ、油の出てくること出てくること。フライパンさながら油のプールと化し、その油を吸ったりはいたりしながらわけ分からん事になっているSPAM。いったん油を捨てるが、油はどんどん吐き出され、おかげでぜんぜん肉が焦げない。おマヌケさんが焼いても焦がさないように設計されてるんじゃないかというぐらい。2回に及ぶ廃油を経て、一口かじってみたが、臭い、しょっぱい、油っぽい、の三本立て。一口食べるたびにお腹にずんずんと油のボディーブローが。全6切れ中3切れを食べたところでギブアップ。調べてみたら、迷惑メールとかの「spam」はモンティパイソンのSPAMをネタにしたコントが語源らしいし、世界中で迷惑がられてるみたいだ。ああ、あと2缶どうしようか。だれかにあげちゃおうかな。ってどんどん世界を輪廻していくSPAMなのでした。でも、どんどん巡り巡って再び僕のところに戻ってきかねない。


というわけで、SPAMアナグラムからSMAPの動画を貼付けておきます。


全然関係ないけどジャニス・ジョップリン