ポアンカレ予想について少し思ったことなどは後回しになった

合格発表が迫ってそわそわしているのに加えて、フィッシュマンズの動画を見ていたら赤いパーカーが欲しくなったので、友達とぶらぶら吉祥寺へ出かける。昼に入ったスパゲティ屋のドリンクバーの自家製バナナセーキがおいしそうだった。でもって実際それがあまりにもおいしいもんで、出てくるそばからなくなっていったし、メロンソーダとかを飲んでる客は一人もいなかった。シンプソンズのビデオを見つけて買う。700円均一の服屋を見つける。
吉祥寺には百年というとてもよい古本屋がある。気分が乗れば、その店のためだけに吉祥寺に出向いてもいいと思える店だ。まず本棚がよい。ミントグリーンのカラーリングはもちろん棚に傾斜が付いているために見やすく、かつ手に取りやすくなっている。こういう気づかいのある本棚をあまり他で見たことはない。それから、いつ行っても店員がよい。今日は多少モサっとした感じのかわいくなくもない女の人だったけれど、見ればいつでも本を読んでいるし、ポイントカードが期限切れになっていることにも気付かずにスタンプを押してしまったりもする。小さな店だが、何か読みたいけれど特定の物が読みたいわけじゃないとかアイデアが枯渇してる、とかいうときに手を貸してくれる品揃えである。小沢健二のシングルCDを置いていたりもする。そんな店で鶴見俊輔集の一巻を買う。ちょっと高かったけれど、プラグマティズムをそろそろ理解しようとしてもいいのではないかと思っていたからちょうどよかった。帰りに渋谷のブックオフで洋書を2冊買う。3月中の英語の教材として。

緒川たまきケラリーノ・サンドロヴィッチとかいうやつと(いや、何者かは知っているのだが)結婚してしまった。緒川たまきNHKの土曜ソリトン side-Bという番組でその「尋常でなさ」さを発揮していたのだが、その辺も含めてちょっといいなと思っていたので、少しうらやましい。ちなみに百年には竹久夢二関連の本も充実している。