月刊少年自刷未遂宣言

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僕が受験をなんなく通過したら四月からやろうと思っていたころに少し似ている気がする。ただ、アナログをメインにやろうと思っている。「ジン」という形態で、もっと肩の力を抜いて、装丁から特集テーマ、自分も含めた執筆者の選考、依頼、取材、などを全部自分でやろうと思っている。たとえばクラフトワーク特集の次にカボチャ特集をしたりする。その次に砂特集、その次は高野文子特集、というように。広告なんかはもちろんとらない。書かなければならないことを意識して、軸をぶらさないためにも自分の生活費から搾り出して雑誌を作る。それから、自分の目には映らないすごく限定した場所でひっそりと配布することにもしようと思う。たとえば東京大学のみとか。マスに訴えかける雑誌ではなく、4、5人の超人に愛される雑誌を目指したい。