三日ぶりの勉強の味

苦め

センター数学1A過去問2008 83/100 スタンダード2問 英語和訳と英作を少しずつ

今朝遅刻覚悟で寝床にて「すごいよ!マサルさん」を読んでいたら、3巻で野球ボールが人に当たる効果音が「ぼ・がんボス」となってる事に気づいた。うすた京介は「BO GUMBOS」を知っているに違いない。これは絶対に確信犯。村上春樹と音楽の趣味があうと書いた事があるが、僕はうすた京介とも音楽の趣味が合う。

同時進行で幽遊白書を読んでいて気づいていたことは、うすた京介はちゃんと絵を勉強した人、というかかなりデッサンを描きこんだというのがわかる絵を描くといういことだ。すごいよマサルさんの2巻あたりから画がガラッと変わっているんだけれど、ほとんど直線を使ってきちんと面を取って描いている。絵画っぽい。顔のパーツの比率もかなりきちんとしてるし。(彼の描く人が往々にして彫が深く、頭が紡錘形の欧米顔なのも石膏デッサンをやってたからなんだろう)反対に冨樫義博は漫画ばっかり描いてきたんだなというのがわかる漫画タッチの絵。絵が曲線だけで構成されてて、とても芸術的だ。それもただの曲線ではなくて、途中で膨らんだりして線の太さが途中で自在に変化する。とても柔らかい印象になる。メソッドではなく感覚で描いているという感じ。今欧米で日本のオタクアニメ絵が評価されてる理由もこういう漫画から発展した曲線主体の絵の美しさなんだろうと思う。


さかなごっこ/BO GUMBOS