だから、もし偶然会っちゃったらドッペルゲンガーのフリをすればいいんだよ。

京都へ行って合格手続きやねじろ決めなどをしてきました。入学手続きに高校の調査書がいるらしいです。行くのがめんどくさいです。サークルの勧誘を「僕が入ったらそのサークル瓦解しちゃいますよ」とか「アフリカの民族音楽はとりあつかってないんですか?」とか、「そんなノリでやっててホントにあなたたち同志社とかに勝てるんですか?」とか、「早慶戦も見たことないのにボート部の部員名乗ってていいんですか?」とかなんとかいいながらあしらうのが楽しかったです。
生活費を安く押さえればCDや本に金をたくさんかけられるのではないかと思って、寮の入寮選考を受けてきました。作文を書いて、25対1の面接を受けるという内容でした。25人ほどの寮生全員が承認しなければ寮に入れないらしいのです。合格者は30人中5人というものすごい倍率だったのですが、それが原因なのではなく、おそらく面接の最中に「つまり規模が小さければたとえ全員がスターリン金正日であっても自治が成功するということなのですね?」という質問をしたのが原因で落ちたのだと思います。幸福についてという題が課せられた作文の中に快楽が幸福だと書いたら、「なぜ快楽が幸せなのですか?」という質問を受けたので、「あなたはマゾですか?」と聞き返したのにも問題があったのかもしれません。とりあえず、向こうに落とされたということはたとえ入ったとしてもろくなことになっていなかっただろうし、一番かわいかった女の子が落とされていたことにきちんと選考した痕跡がうかがえたので不満はないです。(面接後、選考議論を徹夜でやっていたらしい)加えて、2日間寮に泊まってる最中に、理系学部の新入生数人や音楽好きの院生と知り合いになり、すごいよマサルさんの後半の3巻と吉田戦車の駄作を読めたのでとてもよかったです。来年以降下宿を考えている人は是非入寮選考受けることをおすすめします。
ただその前の日、自分の目で掲示板を見ようとして、交差点のあたりをウロウロしていたら、明らかにキョドった自称農学部三回生の女の人に声をかけられて、「横浜には神戸ルミナリエがありますよね?」とかものすごく支離滅裂なことを言い出したので信用し、相手の緊張を適度にほぐしながら付いていった先の不動産屋で、担当のおっさんがすごくいい人で、1DKでトータル13.5畳風呂トイレセパレート、立地は大学から10分程度で芸術系の大学近くの閑静な住宅街、家賃が共益費込で4.7万というびっくり物件を紹介され、見に行ったところ不審な点もなかったので、即刻仮契約をしたので、一応住むところは決まりました。その上、古本屋とかラーメン屋とかが密集してる繁華街にもすぐ出れるので、文句ないです。敷金礼金のせいマッキントッシュが買えなくなりそうなのと、インターネットを使えるようになるのが4月18日からだというのが、少し心配ですが、幸先の良いスタートです。

そういえば先日Fairground Attraction という知っていなければならないはずの知らなかったバンドを意外な友達から教えてもらいました。彼は理由なく何かに固執し続けなければ、誰にも負けない末恐ろしい人間になるでしょう。ギタロンというメキシコの民族楽器をベース替わりに使っていて、ボーカルがインド人だと紹介されても疑いはもたれないであろうバンドでした。
小学生のころ、当時の体育の先生のドッペルゲンガーを見たことがあります。サングラスまで全く同じだったのに、たまたまつけていた名札の苗字が全然違いました。