十月の終りに添えて。

五月なんてのは十月に比べればやわなものである。これから冬に入っていく絶望感とか急速に早まる日没などが人をいたたまれない気分にさせる。毎日斜陽を見ている。その点五月は夏の希望に満ち溢れている。
十月に入るとなんだかやる気がなくなり、この暗い気分を春先まで引きずるパターン。
十月病、否、十月から春先にかけて病を提唱したい。