Eat my shorts! パンツでも食ってろ

昨日は数学の自習課題を家に持って帰ってまでやったあげく、結局複利計算では電卓を使った。あとは京大オープンのフォローアップ添削と、世界史の冊子を数ページ。大体勉強がおろそかになってから3週間くらいが経過したが、まだあんまり勉強する気にならない。というか、教師よ、休むなら自習をさせろ。いつまで魔女狩りみたいなことやってんだよバカ。

近頃毎日シンプソンズを見ている。日曜日の朝に新しいシーズンの放送が始まったので、早起きをして見ることにした。シンプソンズはかれこれ5年前くらいから見ていて、もう5回は見た回とかもあるんだけど、つまらなかったためしがない。キャラの作りこみと荒唐無稽で見る人が見ればウィットなシナリオは日本のアニメにはないものだ。父親はしょっちゅう息子の首を絞めるし、息子は息子で三日に一回裁判沙汰。けれどもシンプソンズ一家は街の汚染も欺瞞も暴力も構造の破綻も全部笑いに変える。それからたまにホロっとさせる話しもある(犯罪を繰り返してひどい目にあった挙句ね)。ギャグで数字を取りつつ、一方でわかる人にしかわからないパスティーシュをするっていう手法は、誰かまねしてもいいんじゃないだろうか。(時には配給元のFOXをも揶揄する)
日本だと、「つまんねぇじゃん」って言われるのが恐くて(おそらく)誰もギャグアニメをやってない。わかるやつだけみればいいとうスタンスがテレビで成立しにくい。そもそも漫画が原作じゃなくて、アニメオリジナルでやってるのなんてほんとに少ない。アニメ大国が聞いてあきれる体たらくだと思う。アニメは記号だ。記号に命を吹き込むとアニメになる。だからアニメの中では示唆的に人が殺せるし、アニメの中では世界が終わったあとでも人が愛し合える。この荒唐無稽さ、よく言えば自由度をどうしてもっとうまく使ってくれないんだろうか。日本のオタクは頭があんまりよろしくないみたいだ。そんなやつらは一生アニメの中の美少女キャラみてよだれ垂らしてろ。

サウスパークとかキングオブザヒルとか、フォロワー的位置にあるアニメはたくさんあるが、どれもネタが過度でポテトチップスを食べながら夕方見るにはキツすぎる。だから僕は一番中庸を貫いているシンプソンズが一番好きだ。

さて、今日はどのくらい勉強できるのかな。


追記:あと、日本のアニメは、長々としたオープニングとかエンディングとかの歌が邪魔臭いダサい。タイアップ曲を売り出して金儲けたい気持もわからなくはないが、長い目で見ればオープニングエンディングを削って中身をもっと練った方が身の為だと思う。ん、でもキテレツ大百科の曲は好きだ。