完全という不完全さ（猫をかぶる空に関して）

今日の空は一日に３日あるかないかというぐらいにきれいに晴れ上がった空だった。それも一日中。夜、星もきれいかと思って電気を消して空を見てみたが、さすがにここは東京だった。

頭が尖っていく。もっとずっととがっていく。じきに糸のようになる。結ぶ。織る。織られる。人織物。世界とは何だ。差異だ。うるさい。たとえば上にいたら、下は東西南北のうちの何か？たとえば東京の人から見れば、ブエノスアイレスの人は下にいるのか？上にいるのか？牛肉とは何か？「牛肉と馬鈴薯」とはコロッケの話か？読めばわかる。エクリチュールとは何か？色か？色とは何か？波動だ。もう寝よう。

そういえばこの前また三塁打を打った。何か守れそうもない約束をして、それを守ったときのような快感を味わいたい。